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日本語

はじめに

当校の日本語プログラムは学校教育理念の下、コミュニケーションスキルとして、日本語学習を通して、自己の存在を認めながら、他者理解(思いやり)の心を育てます。当校英語プログラムと目的や基準を連携して実践しています。

 

また、日本語プログラム(国語)は、生涯にわたって言語と文学を愛する心を育むことを目的としており、日本語を用いての意思疎通、伝達表現、他者理解も含んでいます。伝統的な教授法だけでなく、読解力、作文力、コミュニケーション能力、批判的思考力への情熱を生徒たちに育むことを目標としています。

学習基準 1:総合的な言語能力開発

当校の国語カリキュラムは、読む、書く、話す、聞くの4技能を含む、言語発達への自然で包括的なアプローチを重視しています。また、国内での編転入を考慮して、学習指導要領記載事項に関係した学習も一部行っています。

 

効果的なコミュニケーションは、人生のあらゆる場面で成功するための礎であり、その効果は有機的で不安のない環境においてのみ達成されると信じています。

学習基準 2:強固な基礎

当校に入学する生徒さんの約9割は母国語が日本語です。残り約1割は、様々なバックグラウンド(出身や家庭環境)なども影響して、それぞれスタート地点が異なります。海外に住んでいた子もいれば、日本のインターナショナル・キンダーガーデンに通っていた子、日本生まれ、育ちの子もいます。そのため、幼児期には、短文を聞く、音読する、平仮名、カタカナ、漢字等、読む・綴りや文字、書く活動、基本的なコミュニケーションといった言語獲得と自由自在に使える核となるスキルに重点を置き、日本語の基礎力をしっかりつけるようにしています。

学習基準 3: 流暢な言語

当校の日本語プログラムは、書き言葉と話し言葉の両方を流暢に話す能力を伸ばすことに重点を置いています。魅力的な活動、双方向のディスカッション、実社会での応用に焦点を当てたプロジェクトベースの学習を通して、生徒は雄弁に、説得力を持って、創造的に自己表現する自信を身につけます。

学習基準 4:批判的思考と分析

様々な情報に対して疑問を持ち、評価し、解釈することを奨励することで、批判的思考力を養います。当校のカリキュラムは、偏見を識別し、議論を分析し、情報に基づいた見解を明確に述べることができる分析力を養います。

学習基準 5:地球市民意識 

多様性を尊重する思いやりの精神と次世代にいい社会を残していこうと考える志

 

当校の日本語カリキュラムにはグローバルな視点が盛り込まれており、生徒が文化的多様性を受け入れ、異なる視点を尊重し、思いやりのある地球市民になることを奨励しています。日本の継承されている著名な文学作品をはじめとして、世界中の文学作品も学び、生徒がより包括的で相互につながった世界を形成する積極的な参加者となるよう促します。

学習基準 6:統合的な技術活用

当校では、学習体験を向上させる強力なツールとしてテクノロジーを活用しています。文字練習は、練習帳やデジタル文字練習を利用したり、高学年では、作文をGoogleドキュメントやスライドを活用して、デジタルによる課題提出を行っています。当校の日本語カリキュラムも、テクノロジーを状況に応じて活用、統合し、生徒が自信と責任感を持ってデジタルの世界をナビゲートできるようにしています。当校の教師は様々な教育テクノロジーを駆使して、魅力的で有益、かつダイナミックな授業づくりに貢献しています。

学習基準 7:情熱的な教育者

当校の日本語カリキュラムは、情熱的で経験豊かな教育者チームによって提供されています。彼らの専門知識と献身により、生徒が学業面、創造面、精神面において成長できる環境を整えています。

カリキュラム

当校の日本語カリキュラムは、文科省提示の小学校、中学校学習指導要領を基準に、国語専科、小学校や幼児教育専科、作家、翻訳や放送作家など、言葉を扱うそれぞれ分野の専門家が考慮し、必要となる言語に関係する学習も取り入れています。

 

当校のカリキュラムでこの基準を使用する目的は、日本や日本文化を学ぶ機会として百人一首や俳句、文学作品を扱います。また統合的に、道徳的な内容や科学、社会、地理、歴史など、様々な教科に関する知識を、日本語を媒介として生徒に提供するために、教科内容と言語教育を統合して行うこともあります。また、体育や図画工作、音楽など、日本語話者の授業を受講することで、実践的な日本語の理解も行います。

このカリキュラムの2つの目的:

1. 母国語として環境で次のレベルの教育を受け、アイデンティティ(自己存在証明と他者理解)を養う。

2. 批判的思考力、問題解決力、分析力などのスキルに焦点を当てることで、生徒がグローバルに成功できるような考え方やマインドセットを身につけること。

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