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3つのC

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他者への思いやり

入試や企業間、国境や信条を越えた競争など、私たちの社会のいたるところには競争が存在しています。オリンピックなどの競技に見られるように、競争は、時に私たちの能力を最大限に引き出します。

健全な競争は、子供の成長にとって重要であり、すべてが手渡されることのない社会に出るための準備でもあると考えます。

しかし私たちは、競争心が幸福や成功とシンクロするとは考えていません。競争心をそのままにしておくと、他者との関係や自分の内面とのつながりを断ち切ることになりかねません。

成功者の多くは、この競争心と、他人を思いやり助け合う美徳との間にバランスを見出してます。

 

私たちは、思いやりの心を持つこと、そして他人に対してそのような振る舞いをすることが、将来、何十倍にもなって自分に返ってくると強く信じています。例えば、社会に出て自分の道を切り開くときに支えてくれるのは家族や友人であり、困ったときに心の支えになってくれるのも友人です。


YESでは、身近な人や物だけでなく、まだ見ぬ人、まだ直面したことのない状況を思いやることができるよう、「共感力」と「同情力」の育成に積極的に取り組んでいます。

他者への思いやり

​批判的思考

AIのようなテクノロジーを使って、努力なしにモノを生み出したり、創造したりできる世界がますます広がってきています。このことは、社会、特に雇用市場をより一層厳しいものにしています。

 

しかし、多くの専門家が指摘しているように、ジェネレーティブAIから生まれるものは、その内容を要求する人間の思考レベルを超えることはできません。また、生成されたものの価値や信憑性を判断するのも同じ人間です。そうである以上、人間が主体的、創造的、かつ柔軟に思考することがこれほど重要な時代はないと考えます。

 

クリティカル・シンキング(批判的思考)は、YESのカリキュラムと授業構成の中心です。

 

このスキルは、YESでの学校生活の中で積極的に取り入れられています。生徒が他人に従うのではなく、自分の意見を持ち、言われたことだけをするのではなく、自主的に考えることを学び、そして最も重要なことは、今自分がどのような人間であり、将来どのような人間になりたいかを探すことです。

この価値観を生徒たちに伝える基本は、失敗を許し、失敗しても大丈夫だということを発見させることです。私たちは、成功が保証されていなくても、あるいは成功する可能性が低くても、挑戦することが大切だと生徒たちを励まし続けます。失敗から学ぶことは、成功から学ぶことよりも
はるかに大きいのです。

批判的思考

​創造性

人間が持つ最もユニークな価値、そして他の生物やAIと我々を差別化するものは、創造的思考力

であり、自分のアイデアから生まれたものを形にする能力です。

芸術、科学、文化、政府、企業、組織など、現在社会に存在するものはすべて、誰かのアイデアから生まれたものです。

 

YESでは、美術や音楽などをはじめ、様々な教科で創造的な内容を組み込んだ授業を行うことで、生徒の創造性を強く継続的に刺激しています。それだけでなく、理科、英語、国語などの主要教科では、プロジェクト学習や自主的な取り組みを通して、生徒が独創的な方法で学習内容に取り組めるような授業を行います。

創造性
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